INSURANCE COVERRAGE
根管治療は保険適用になるの?
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保険診療でできること
保険診療でも、抜髄から根管形成、根管内の清掃、消毒、充填に至るまで、根管治療のプロセスを一通り行うことができます。
ただし、姫路市のひめじオリビエ歯科クリニックが使用しているような歯科用CTやマイクロスコープ、ラバーダム、MTAセメントなどは一切使用できません。
1回あたりの診療にかけられる時間も制限されています。 -
自費診療でできること
自費診療では、三次元的な画像が描出できる歯科用CTによる正確な検査・診断、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用した精密な根管処置、ラバーダムによる無菌的環境の確保、再感染のリスクを最小限に抑えられるMTAセメントを活用できます。
また、根管治療では治療期間が長くなればなるほど細菌感染のリスクが高まります。
自費診療では1回で集中的に治療することも可能であるため、通院回数も保険診療より少なくすることが可能です。
治療時間・回数の違い
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保険診察の場合
保険診療で根管治療を行う場合は、1回あたり30~60分程度の時間を使うことができます。
全体の治療回数としては、初めての根管治療で3~4回、再根管治療の場合は4~8回くらいは通うことになります。 -
自費診察の場合
自費診療で根管治療を行う場合は、1回あたりの時間に制限はありません。
歯科医院の方針や処置の内容によっては、1回の診療で90分以上の枠を設けることもあります。
全体としては根管治療を1~3回で終わらせることも十分可能です。(内部の感染が著しい等の場合には回数がかかることもあります。)
根管治療の被せ物の種類
根管治療を行った後には、被せ物を装着する必要があります。
被せ物の材料には、さまざまな種類があり、それぞれに異なる特徴やメリット・デメリットを伴います。
被せ物の材料には、さまざまな種類があり、それぞれに異なる特徴やメリット・デメリットを伴います。
金属
プラスチック
ゴールド
セラミック
金属の被せ物の特徴
金属の被せ物は、丈夫で壊れにくい反面、金属色が目立つという難点があります。
保険では金銀パラジウム合金を使った銀歯のみ使用できます。
銀歯には金属アレルギーや歯茎が黒ずむメタルタトゥーのリスクを伴います。
保険では金銀パラジウム合金を使った銀歯のみ使用できます。
銀歯には金属アレルギーや歯茎が黒ずむメタルタトゥーのリスクを伴います。
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銀歯のメリット
- 硬くて壊れにくい
- 銀歯は保険が適用される
- どの歯科医院でも治療を受けられる
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銀歯のデメリット
- 金属アレルギーのリスクがある
- メタルタトゥーのリスクがある
- 見た目が良くない
- 噛み合う歯を傷めることがある
- 歯とは接着しないため、虫歯の再発リスクが高い
プラスチックの被せ物の特徴
被せ物に使用するプラスチックは、レジンと呼ばれる材料です。
原材料費が安価で、保険も適用されることから、被せ物治療にかかる費用を安く抑えられます。
その反面、割れやすい、摩耗や変色といった経年劣化が起こりやすいなどのデメリットも伴います。
原材料費が安価で、保険も適用されることから、被せ物治療にかかる費用を安く抑えられます。
その反面、割れやすい、摩耗や変色といった経年劣化が起こりやすいなどのデメリットも伴います。
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プラスチックのメリット
- 保険が適用される
- 見た目が白くて自然
- 壊れた時の修理が容易
- 金属アレルギーのリスクがない
- 噛み合う歯に大きな負担をかけない
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プラスチックのデメリット
- 壊れやすい
- 摩耗や変色が起こりやすい
- 歯とは直接接着しないため、虫歯の再発リスクが高い
- すきまが出来やすい
ゴールドの被せ物の特徴
自費診療では、被せ物の材料として「金」であるゴールドを選択できます。
いわゆる金歯は、金属アレルギーやメタルタトゥーのリスクが低く、歯質との適合性も高いです。
適度にやわらかいため、噛み合う歯を傷めることもありません。
いわゆる金歯は、金属アレルギーやメタルタトゥーのリスクが低く、歯質との適合性も高いです。
適度にやわらかいため、噛み合う歯を傷めることもありません。
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金歯のメリット
- 金属アレルギーのリスクが低い
- メタルタトゥーのリスクが低い
- 噛み合う歯を傷めにくい
- 歯質との適合性が高く、虫歯の再発リスクが低い
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金歯のデメリット
- 保険が適用されない
- 原材料費がやや高い
- 金属色が目立つ
セラミックの被せ物の特徴
セラミックは、天然歯に近い色をした材料です。
とくにオールセラミックは、天然歯の色調や光沢、透明感を忠実に再現できるため、被せ物の審美性を追求したい方には強くおすすめできます。
原則として保険は適用されないため、費用はやや高くなります。
とくにオールセラミックは、天然歯の色調や光沢、透明感を忠実に再現できるため、被せ物の審美性を追求したい方には強くおすすめできます。
原則として保険は適用されないため、費用はやや高くなります。
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セラミックのメリット
- 見た目が自然で美しい
- 歯質とぴったり適合する
- 虫歯の再発リスクが少ない
- 金属アレルギーのリスクがない
- メタルタトゥーのリスクがない
- 経年的な劣化が起こりにくい
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セラミックのデメリット
- 保険が適用されない
- 強い圧力で割れることがある
セラミック治療を
検討したい方へ
姫路市のひめじオリビエ歯科クリニックでは、口腔内スキャナーなどの電子機器を使ったデジタル歯科治療に対応しております。
デジタル技術を駆使したセラミック治療を希望されている場合は、ぜひ当院までご相談ください。
セラミック治療の症例や治療にかかる費用、期間などが気になる方は、「セラミック治療」のページをご覧ください。
デジタル技術を駆使したセラミック治療を希望されている場合は、ぜひ当院までご相談ください。
セラミック治療の症例や治療にかかる費用、期間などが気になる方は、「セラミック治療」のページをご覧ください。