根管治療の成功率とは?｜姫路市・たつの市の『ひめじオリビエ歯科クリニック』

根管治療の成功率は？

成功率を高める要因

• 根管の検査

  

  根管は細くて暗く、複雑に入り組んだ構造となっているため、事前の検査が極めて重要となります。
  その際、大きな効果を発揮するのが歯科用CTによる精密検査です。
  2次元的な画像しか得られないレントゲンとは異なり、根管の数や形を三次元的に捉えることができるため、根管治療の成功率も自ずと上昇します。
  

• 治療用顕微鏡を使用した目視での治療

  

  歯科用顕微鏡であるマイクロスコープを使用すれば、従来は不可能だった目視での根管処置が可能となります。
  これまでの勘や経験だけに頼る処置ではなくなることから、根管治療の精度も向上します。

• 根管内を殺菌・消毒してくれる薬剤

  

  根管治療の成功率は、充填する薬剤の種類によっても大きく左右されます。
  生体適合性が良く、封鎖性に優れ、抗菌作用・殺菌作用が強い「MTAセメント」で充填することで、細菌の侵入を防止し感染のリスクを大幅に下げることができます。
  MTAセメントは、親水性が高いことで劣化しにくく、充填後は硬くなる性質があるため、予後も良好です。

• 適合のよい補綴物

  

  根管充填までしっかり行えても、最終的な補綴物（被せ物）の適合が悪かったら根管治療そのものが失敗に終わります。
  そこで当院では、辺縁封鎖性の良いセラミックをおすすめしております。
  セラミックであれば歯質と接着するので、細菌の侵入を長期的に防ぐことが可能です。